上西議員ハッキリさせましょうSP
衆院本会議欠席をめぐる問題で4月に維新の党を除名された上西小百合衆院議員(32)が、
上沼恵美子(60)が司会を務める読売テレビ「クギズケ!」(日曜前11・40)に出演しました。
この出演は上西議員自ら出演を志願したものです。
8月に出版したフォト自叙伝発売も含め、一連の騒動について、“大阪の主婦代表”上沼さんと直接バトルを繰り広げました。
「上西議員ハッキリさせましょうSP」と題した放送に、上西議員は白いシャネル風スーツで登場しました。
(ちなみに、このシャネルのスーツも私たちの税金です。)
番組独自で実施した街頭インタビューで
300人中93%が上西議員を「嫌い」としたアンケートを受け、
上沼さんは、「こんなに嫌われてるのに何でお辞めにならないの?私やったら辞めるわ」とズバリ。
それでも上西議員は
「この前提条件が間違っているんです。(本会議を休んで)不倫だ、旅行だとずっと報道されたらそりゃ嫌われますよ」などと反論をしました。
これに対しパネラーとして出演した芸能リポーターの井上公造氏さん(58)は、
「その前に上沼さんの質問に答えてください。あなたの話はいつもすり替わる」と指摘しました。
それにも関わらず、どんな質問にも明確に答えず
「除名の前提が間違っている」
「誤解を受けている」
と繰り返す上西議員に上沼もイラっとしたのか、
「(答えは)10秒で済む。それを持って回って言うから司会はイライラする。司会がイライラするということは国民もイライラするの。ちょっと1回辞めたらどう?」と語気を強めました。
この一連の流れを国民に見せるだけで、さらに嫌われることを本人は自覚していないのでしょうか??
彼女はこのテレビ出演を機にイメージの回復に努めるつもりだったのでしょうが、
全くの効果はなくむしろ更に嫌われたように思われます。
上沼さんと共に司会を務める高田純次さん(68)からの「年収いくら?」という不意な質問に対し、
上西議員が「2900万円ぐらい」と即答したところで、国民の怒りとスタジオの怒りを感じました。
これに対し、上沼さんも「その税金、他の有能な方に譲った方がいいんじゃない?」と正論を述べました。
それでも上西議員が「私はやりたい事があってこの世界に入った」と主張し続けると、
上沼さんは、「正直、政治家に向いてない。自分の事情ばっかりしゃべってるだけやんか。(国会議員を続けたいというのは)『音痴が美空ひばりになりたい』と言ってるのと同じ」とバッサリ切り捨てました。
まさにこれが国民の声でしょうね・・・。
また、国会病欠問題やフォト自叙伝出版などについて、
井上さんや長谷川豊アナウンサー(40)らパネラーからは厳しい意見が相次ぎました。
しかし、上西議員は歯切れの悪い、回りくどいコメントに終始徹し、スタジオはイライラムードに包まれました。
番組終盤、ついに上沼さんの“怒り”はピークに達し、上西議員に捲し立てました。
「あなたは公人なんですから、誰かのために何かをしなければいけない。
大きな仕事を担っているわけですから、税金を使っているわけです。
日本の代表なわけですから。
私は、今はお辞めになった方がいいと思います。
何かを身に付けて、お出になるべきやと思うんですね。
それじゃないと卑怯ですよ。
当たり前のように、自分は正しいと思い過ぎています。
その高慢ちきが顔に出ています。」
「辞める勇気っていうのかな、潔さっていうのもカッコいいですよ。
男前になってよ。
全体的に向いていない。
もともと向いていないの。」
上沼さんの親身なアドバイスとも言える辞職勧告に、
上西議員は「何を根拠に言っているか、分かりません」と反論。
長谷川アナは「これだけ言っても響かないんだ。タフさはすごいな」と呆れました。
この精神力をもっているならばもっと違うフィールドで頑張ってほしいと思いますね。
彼女のような、「精神的に強い」というか「我が強い人の話を意固地に聞かない人」を病気に当てはめるとADHDになります。
ADHDがある人は、空気が読めず、人の話が聞けないことがよくあります。
多動性・衝動性・不注意のために対人スキルが身につきにくい傾向にあるのです。
一般的に次のような傾向があります。
- 人との約束や社会のルールを守れない
- 自己中心的、協調性に乏しい
- 人の気持ちを読むが、それに適した対応ができない
- 感謝・共感・反省の気持ちを表現できない
- 孤立しやすい
しかし、一方で、「集中すると凄いパワーで物事を成し遂げる」、「新規追求性で様々な情報を集めてきたり、新たなチャレンジをする」などのメリットもあります。
ADHDかどうかはさて置きですが、
病的にまで議員の地位にしがみつくのならば、何かを成してほしいものですね・・・。