ぎょぎょぎょぎょ~~~~
でおなじみのさかなクンが実はすごい人というのはご存知ですか??
さかなクンは数々の”世界に一人だけ”の称号を持っています。
今回はさかなクンの持つ異色の経歴や魚類に詳しい人としてのキャラを確立するまでを迫っていくと同時にさかなクンの魅力をたっぷりと詳しく説明していきます。
生ける”伝説”さかなクンに迫る!!
さかなクンの正体とは??
1975年8月6日生まれ。
お父さんは熱心な教育パパなのに対してさかなクンのお母さんはさかなクンの個性を全力で伸ばしてあげる方向で育てていくことでさかなクンの基礎が形成されていきます。
お母さんがさかなクンにいくらテストの点数が悪くても自由なことをやらせてあげたのはお母さんが”ダンス”という夢をあきらめた過去があったそうです。
幼いころから魚に熱中する環境をお母さんが整えてくれた影響で今のさかなクンがあるといえそうです。
現在は千葉県の房総地域に住み、毎日魚づくしの食生活を送っています。
頻繁に漁船に乗せてもらい、獲れたてのいわしやあじを食べるために房総地域を選ぶのはまさにプロフェッショナル!!
そんなさかなクンはあまり見ない魚はとにかく食べ尽くすこと、食べ残さず骨までおいしくいただくことがいちばんの供養、一生懸命生きている魚達のパワーを頂くからには食べ残さないと美食屋トリコと同じようなルールを持っています。
現存の約1割のさかなの発見者がさかなクン
どうですか??このトリコばりの伝説...むしろトリコがさかなクンによってるかもしれません。
さかなクンは吹奏楽部??
さかなクンはカブトガニの人工孵化に成功した初めての民間人!
TVチャンピオン「全国魚通選手権」で5連覇!!
また日本の国民的アニメ”サザエさん”から度々出演オファーが来ているが、「ボクはカツオ君やタラちゃんとは違って『単なる魚』なので」と出演を断っているそうです。
さかなクンがハコフグをかぶったキッカケ
どうぶつ奇想天外の番組スタッフからの電話で出演を依頼されたことがきっかけとなります。
魚の専門家が当時日本にいなかったためとりあえずさかなクンをよんでみたのがキッカケらしいのです。
さかなクンが初めて出演したときのVTRは緊張からか元気がありませんでしたが
スタジオでの解説をさかなクンに頼んだ時に生き生きとタコについて説明し、その時の視聴率が16.7%を記録し呼ばれるようになります。
VTR撮りでも緊張しないように次回までに改善してきてと番組ディレクターにいわれ2回目のロケで後にトレードマークになるハコフグの帽子をかぶって出演します。
ハコフグの帽子を選んだ理由は子供の頃に見たハコフグらしいです。大きな魚にぶつかれても懸命にバランスを保とうとする姿からだそうです。
さかなクンの持つ”ハンパない”肩書きの数々!!
- 東京海洋大学 名誉博士
- お魚らいふ・コーディネーター
- 環境省 地球いきもの応援団
- 水産庁 お魚大使
- 特定非営利活動法人自然のめぐみ教室 海のめぐみ教室室
- 日本政府 クールアースアンバサダー
- 水産庁 水産政策審議会特別委員
- JF全国漁業協同組合連合会(全漁連) 魚食普及委員
- WWFジャパン 顧問
- グアム政府観光局 ハッピー大使
- 千葉県立安房博物館 客員研究員
- 千葉県館山市 ふるさと親善大使
- 静岡県御前崎市 なぶら親善大使
- 新潟県 新潟おさかな大使
- よしもとおもしろ水族館 研究員
さかなクンが天皇陛下に褒められた時の記事
2010年、かつて秋田県田沢湖のみに生息し、現在は絶滅動物と思われていたクニマスの再発見、生存確認に大きく貢献しています。
発端は京都大学の中坊徹次教授がさかなクンにクニマスのイラスト作成を依頼したことに始まります。
絶滅したと考えられていたクニマスは液浸標本しか無く、ホルマリン漬けの性質上標本から本来の色は失われ、ヒレなどの形状も判別し難いものであり、そこで中坊教授は近縁種のヒメマスを参考にすることを提案します。
さかなクンは山梨県西湖から近縁種のヒメマスを取り寄せたところ、その中にヒメマスとは微妙に異なる魚が紛れ込んでいることに気付き、中坊教授に鑑定を依頼。
するとその結果、その魚がクニマスであることが判明します。
このクニマスの再発見、生存確認の事実は2010年12月15日に公表され一躍ニュースになりました。
同12月22日には、ハゼの分類学的研究の魚類学者でもある今上天皇陛下が記者会見の中でさかなクンの名を挙げてクニマス再発見についてコメントしています。
クニマスについては,私には12歳の時の思い出があります。この年に,私は,大島正満博士の著書「少年科学物語」の中に,田沢湖のクニマスは酸性の水の流入により,やがて絶滅するであろうということが書かれてあるのを読みました。そしてそのことは私の心に深く残るものでした。それから65年,クニマス生存の朗報に接したわけです。このクニマス発見に大きく貢献され,近くクニマスについての論文を発表される京都大学中坊教授の業績に深く敬意を表するとともに,この度のクニマス発見に東京海洋大学客員准教授さかなクン始め多くの人々が関わり,協力したことをうれしく思います。
宮内庁 天皇陛下記者会見 天皇陛下お誕生日に際し(平成22年12月20日)より引用
道徳の教科書に載ったさかなクンの言葉
以下はさかなクンさんが、東京海洋大客員助教授として新聞のコラムで語った言葉です。
いじめられている君へ
中1のとき、吹奏楽部で一緒だった友人に、だれも口をきかなくなったときがありました。いばっていた先輩(せんぱい)が3年になったとたん、無視されたこともありました。突然のことで、わけはわかりませんでした。
でも、さかなの世界と似ていました。たとえばメジナは海の中で仲良く群れて泳いでいます。 せまい水槽(すいそう)に一緒に入れたら、1匹を仲間はずれにして攻撃(こうげき)し始めたのです。けがしてかわいそうで、そのさかなを別の水槽に入れました。すると残ったメジナは別の1匹をいじめ始めました。助け出しても、また次のいじめられっ子が出てきます。 いじめっ子を水槽から出しても新たないじめっ子があらわれます。
広い海の中ならこんなことはないのに、小さな世界に閉じこめると、なぜかいじめが 始まるのです。同じ場所にすみ、同じエサを食べる、同じ種類同士です。
中学時代のいじめも、小さな部活動でおきました。ぼくは、いじめる子たちに「なんで?」ときけませんでした。でも仲間はずれにされた子と、よくさかなつりに行きました。学校から離れて、海岸で一緒に糸をたれているだけで、その子はほっとした表情になっていました。話をきいてあげたり、励ましたりできなかったけれど、だれかが隣にいるだけで安心できたのかもしれません。
ぼくは変わりものですが、大自然のなか、さかなに夢中になっていたらいやなことも忘れます。大切な友だちができる時期、小さなカゴの中でだれかをいじめたり、悩んでいたりしても楽しい思い出は残りません。外には楽しいことがたくさんあるのにもったいないですよ。広い空の下、広い海へ出てみましょう。
この発言は多くの人に感動を与え、インターネットの掲示板に賞賛の書き込みが相次ぎました。記憶に新しい出来事ではないでしょうか??
いかがでしたか??さかなクンのもつ数々の伝説を知った後でさかなクンのことをテレビで見かけると”好きなこと”をとことんやりきっているさかなクンのこと大好きになってしまいませんか??
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