2016年1月16日に放送された『世界の果てまでイッテQ』で紹介されたスウェーデンに生息する珍獣“カラフトフクロウ”。
今回は大きく発達したお顔を持つ愛くるしい珍獣について紹介します。
カラフトフクロウ(Great Grey Owl)ってどんな珍獣?
カラフトフクロウは針葉樹林に生息するフクロウの一種です。
昼夜問わず活動するフクロウで、発達した顔盤と黄色いくちばしが特徴です。
昼間、安全だと思って行動する小動物にとっては何よりの天敵ですね・・・
体長は60〜90cmとフクロウの中でも大きな方で、ほ乳類や鳥類などを捕食するゴリゴリの肉食系です。
カラフトフクロウの驚くべき特徴!
カラフトフクロウはユーラシア北部や北アメリカ、北欧など寒冷な森林帯に分布しているため、雪国に適した特徴を持っています。
寒さ知らず!布団のように厚い羽!
カラフトフクロウが生息する地域は氷点下になることも当たり前。
そのため、寒さを防ぐために非常に分厚い羽を持っています。
カラフトフクロウは一見かなり大きく見えるのですが、ほとんどが羽で、実際の身体は見かけよりもずっとやせ細っています。
どんな音も逃さない!脅威の聴覚!
雪に覆われた森林で生活するために発達したのが“聴覚”です。
その非常に発達した聴覚は、雪の下で動き回る獲物の音さえ聞きとり、捕らえることが出来るというのだから驚きです。
パラボラアンテナのような顔も、より音を集めるために変化したといわれています。
雪の下に身を隠しながら移動していても見つかってしまう・・・
食べられる側は脅威でしかありませんね・・・
インパクトのある顔面にはどこか愛らしさがあり、愛好家には人気のフクロウです。
しかし、夜の森林で出くわせばトラウマになること間違いなしですね・・・!
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