インドを旅する前に知っておきたい5つの真実

インドを旅する前に知っておきたい5の真実

”インド”といえば”汚い、臭い、カレー”の2K1Cが揃っているイメージがどうしてもついています。今回はインドを東西南北、列車やバスで旅し続け今では2ヶ月ちょっとデリーにてインド人とシェアハウスをして住み始めた私が誤解されているインドの真実をまとめていきたいと思います。

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1.インドは”食べ物”が圧倒的に美味しい

”インド=カレー”のイメージが行ったこともないのにつきまとうのは何故だと思いますか??

 

それは本当に3食カレーが出てくるからです。あとカレー以外の食事をしようと思うと値段が高くなるというのも手伝っている部分があります。

例えば同じレストランでもチャーハンは150円、カレーとナン(ロティ)は30円みたいなことがザラです。どこでもカーストが存在するのがインドです。笑

だけど3食カレーを食べるなんて日本人からしたら”飽きるやろ、その食事”って思いますよね。

飽きるというものを圧倒的美味しさと高コスパでまかなっているのがインドです。

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例えばこのストリートフード。

カレー付きで約20円です。

しかもこれがまぁ美味しいんです。

日本のインド料理屋で同じものを食べようとした時800円~900円程度した記憶があります。

腹持ちもいいので朝通勤前に食べて昼まで仕事を熱心にしても3時までは持ちます。

 

インドの食事(ストリートフード)のクオリティは屋台天国のマレーシア、タイ、シンガポールに匹敵しなおかつ値段の面では他国を圧倒しているのでインドの完勝です。

2.東インド、西インド、南インド、北インドで何もかも違う

例えば国の面積ランキング1位のロシアはロシアと一言で言っても西と東で10時間の時差のある国です。

国の面積ランキング7位のインドは時差はそこまでないものの土地それぞれの持つ文化の違いは世界でずば抜けています。

代表例でいえば北インドと南インドでは国民食である”カレー”そのものが全く違います。それは北インドと南インドでは、カレーに使うスパイスや具材などが大きく異なるのです。

インドといえば強引な客引きのイメージが強いですがそれは北インドの話です。

南インドに行くと”ここは本当にインドなの??”と思うぐらい誰も話しかけてきません。

インドを楽しみ尽くしたい方は一つの都市に滞在するのでなく東西南北全ての都市に滞在していくというのが最もおすすめです。

文化や食事、気候から全て違うので本当にいて飽きません。きっとインドがあまり楽しくないという人は1つの都市で帰国しているのではないでしょうか??

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しかしここでネックになってくるのが”移動”の問題です。

インドではある程度、鉄道でどこまでも行けるようになっています。しかしこの鉄道が厄介です。

僕の場合、17時出発だったのが深夜2時まで列車が来ずトータルわずか800km先の目的地まで38時間の長旅をしました。

本当にしんどかったです。笑

飛行機で行こうとするとなかなかのお値段がかかります。

学生パッカーはインド鉄道での移動をお勧めします。

インド鉄道での攻略法として僕が直面した時間にルーズな電車を避ける方法があるのでこちらの記事にまとめておきます。

インドを旅するすべての学生へ!インドの寝台列車の攻略法!!

↑この記事で説明しています。

3.インド人はやっぱり臭い

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インド人と言っても最近はカレーを食べずに中華料理やスペイン料理だけを食べるハイブリッドインド人もたくさんいるので一概に言えないですが混み合った場所に行くと思わず”うっ”となる匂いに遭遇することはよくあります。

例えば電車、バス、タクシーといった交通網は出会う確率が高いです。

タクシーは運転手の”ワキガ”です。世界で一番臭いものと僕は認識しています。

両脇にドリアンを抱えているようなものです。

 

それとナイトクラブも同様に異質な匂いを持っています。インド人が踊って出た汗が蒸気となり、なんとも言えない匂いの空間を作り出します。

4.インド人は親切

最も日本人に誤解をされている部分がここかなという風に思います。

いろいろな旅ブログで”インドで騙された”とかありますが、それは本当にごく一部の人たちです。

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人口13億人近くいればいい人と同様に悪い人の分母も増えていきます。そしてそういった人たちが集まるのはお金を持った観光客がやってくる観光地です。

そんなところに防衛知識のない観光客が飛び込めば結果は見えています。護身を知らない観光客がブログで”騙されたからインド嫌い”と言いますがそれなら戦地に行く準備はしていたのか??と聞きたいものです。

インド人からこちらに話しかけてくる場合は警戒が必要ですが、こちらからインド人に話しかけていけば親切になんでもしてくれます。

例えばタクシーを呼びたいけど英語が通じない時、英語がしゃべれる近くにいるインド人にケータイを渡して呼んでもらうなんてよくしています。

みんな嫌な顔をせず親切にしてくれます。

僕の場合、泊まるところがなくて困っていた時にインド人がシェアハウスに招いてくれてそこに2ヶ月滞在していました。

親切をひとつ飛び越えて怖いぐらいですが、本当に優しい民族だと思います。

日本で報道されるインドのニュースといえば主に性犯罪に関するニュースが多いのもインドに対してネガティブなイメージを持たせる原因になっています。

実際に行ってみて肌でインド人を感じてみてください。

夜出歩かない、電車の場合は女性専用車両に行く、など基本的なことを気をつけていれば治安は最高にいいです。

5.トイレットペーパーを使うインド人が都市だと増えてきた

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インドといえば”不浄の左手”に代表されるように左手でお尻を拭く文化が残っています。しかし最近は日本でいうコンビニのようなところでトイレットペーパーが1ロール80円程度で購入することができます。

僕の感覚だと地域にもよりますが都市部では7〜8割の人がトイレットペーパーを使い、田舎だと8〜9割の人が左手を使っています。

理由は簡単で食事よりもトイレットペーパーの方が未だ値段が高く全国民にとって生活必需品という枠にはまだまだ入りきっていないということが関係しています。

なのでインドではお釣りを受け取る時、握手をする時は必ず右手を使いましょう。

変な菌をもらわないようにするにはその土地の文化になれるのが一番です。

 

 

終わりに

いかがでしたか??インドに出かけよう!!と思っている人の助けに少しでもなれば幸いです。

インドは本当にドキドキとワクワクと砂埃が入り混じった国なので潔癖性でなければ楽しめると思います!!

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