初めまして。ギャンブル(パチンコ、スロット、カジノ、麻雀、競馬)が大好きで、人生トータルマイナス500万円近い私がギャンブル依存症をどのように克服したのか、私と同じようなギャンブル依存に悩む助けになればと思い記事を書かさせていただきます。
なぜ私がギャンブル依存症になったのか
私がギャンブルを初めて行なったのは”大学時代””友達に誘われて””スロット”をしたことがきっかけでした。
ギャンブルにのめり込む典型的な入り口だったと思います。
友達に誘われて行った最初はスロットに楽しさを見いだすことがなかなかできずにいたのですが、毎度いくたびに負けるのが悔しくて、独自に勉強をしました。
するとATで爆発した際の面白さや各台の特性を知り、ゾーン狙いで当照れるようになり、万枚を取れるようになるのに1年もかからなかったです。
そこから様々なギャンブルを楽しむようになりました。
スロット→パチンコ→麻雀→競馬→カジノと次第に一度にかける金額は大きくなり、熱中するあまり新卒で入社した会社を速攻で辞職し、ギャンブルに1日の時間の半分以上を当てるようになりました。
朝起きては、毎日のようにイベントのあるパチンコ店に行き1日3万円を目処にパチンコに注ぎ込んでいました。
負けて帰ると、必ず思うのです。
”2度とパチンコなんてしない!!”
しかし次の日にはパチンコ店に足を向かわせている自分がいるのです。
そして勝つと
”自分の好きなことだからほどほどに楽しめれば毎日こよう!”
この考え方のせいで、私の貯金はあっというまに無くなっていきました。
なぜギャンブルに依存性があるのかを理解する
私が自分自身のことをギャンブル依存症だな、ギャンブル辞めてーなーと思うようになってから、パチンコをしながらよく”ギャンブル 依存法 解決策”とGoogle検索をかけて調べていました、パチンコを打ちながら熱心に世界中の論文を読み漁りました。笑
きっとパチンコをしながらギャンブル依存の解決方法を考えている人は意外と多いのではないでしょうか。
60日ぐらいパチンコ店でパチンコをしながら、ギャンブル依存症を抜け出す準備を進めていきました。
自分の中でギャンブル依存症に対して、自分なりに症状が理解でき対処法を絞ると、その後はギャンブル依存症から抜け出し、社会復帰?を果たすことができたのです。
なのでまずは何故ギャンブルに依存性があるのか、簡単に理解していきましょう。
強大な敵を倒すには作戦が必須です。笑
ギャンブル依存者数は世界的にみても突出している日本
日本は世界的にみてもギャンブル依存に悩む人口がとてつもなく多いです。
それは何故なのか、具体的な説明はギャンブル依存症の専門医に任せます。笑(例えば人口におけるギャンブル依存者の割合など)
私が日本人がギャンブル依存になぜ陥るかをかつてギャンブル依存症だった者の目線から簡単に解説すると、ギャンブルに日本人の多くが依存してしまうのは、この国が”刺激がないから”です。
対してギャンブルには”刺激”があります。
これが若年者からお年寄りまで、日本で多くのギャンブル依存症を生み出している原因だと思うのです。
私はバックパッカーとして、世界中の途上国に住み着いていました。
例えば世界でも指折りの治安の悪い地域であるメキシコシティに住んでいた時はギャンブル依存症の症状が皆無だったのです。日本に住んでいた時は暇さえあればパチンコ系の動画をみていたのに….
マズローの欲求段階説によると人間は生理的欲求(衣食住)を満たすと安全欲求を求め、安全欲求が満たされると社会的欲求を満たすようになると言われています。
つまり、日本に住んで日本の会社で働いている=生理的欲求+安全欲求+社会的欲求を満たしている状態なのです。
しかし、日本では尊厳欲求(他者から認められたい、尊敬されたい)は社会人ではなかなか手に入れることが難しいのです。
すると人間は近場の刺激を求めるようになります。それが近隣に必ずある敷居の低いパチンコ/スロットになってくるのです。
近年の脳科学によって、生まれながらにギャンブル好きとリスクを好まないタイプがいることが解明されています。
(http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2017/documents/170404_1/01.pdf)
つまりギャンブル依存症の人は遺伝子的に、ギャンブルが好きなタイプだからギャンブルをするのは仕方ないと割り切ることが大事です。笑
ギャンブルが好きなタイプと割り切った後どうする??
ここからが今回のこの記事で一番伝えたいことになります。
遺伝的にギャンブルが好きなタイプです、と言われてしまうともう仕方がないですよね。笑
だって刺激が日本、足らないんですから。
私のギャンブル依存症から脱した方法は至ってシンプルです。
通常の賭け事では得られないリターンのある世界に行くことにしたのです。
簡単に言えば更なるギャンブルの世界に足を踏み入れることでギャンブル依存症を脱しました。
自身がギャンブルが好きなタイプで、かつギャンブル依存症から脱したいと思っていた私は会社を辞めました。
そしてギャンブル中毒者が会社を経営し、借金をしてギャンブルとは比にならないギャンブルをしています。
事業プランも特になく、会社を辞め、安定した生活とはかけ離れた世界を生きています。
しかし私はこの決断をして良かったなと心から思っています。
だって毎日が刺激的で楽しいのです。
年収は800万円あったのが、一桁に落ち込みました。笑
しかしギャンブルをしていて負けた時の”反省をしてもまた次の日行ってしまうなんとも言えない気分”より確実に毎日脳内麻薬が出まくっています。
ジャグラーの”ピキーん”を当てるために金を突っ込むよりも毎日がヒリヒリしていてどうやったら稼げるのか、生きて行くには??を考えているのが楽しいです。
私は生粋のギャンブラーで、小さく小さく賭け事で満足感を得ていましたが、小さなギャンブルではなく、大きなギャンブルをすることで毎日を意義のあるものにしています。
ギャンブル依存症の方は、まずは生まれつきのギャンブル体質だから仕方がないと割り切ってみてください。
そして生活の中に外的なギャンブルではなく、内的なギャンブルを取り組み、人生を生きる選択をする
私はこれがギャンブル依存症から脱する方法だと考えています。