こんにちは、ジュンヤです。
僕は父親の仕事の都合で海外移住をしたよくあるタイプの海外移住系帰国子女です。
海外の移住先は小学校低学年から高校生になるまで東南アジアであるマレーシア(クアラルンプール、ジョホールバル)、タイ(バンコク)、シンガポールに住んでいました。
大学生になってからは世界中の国に3ヶ月ほど滞在しては、また引っ越すという暮らしを2年続けていました。
現在は自分の会社を持ち、インドに住んでいます。
この経験からこのブログでは、海外に家族で移住・子育てのしやすい海外はどこ・海外で子育てをするメリット・住みよい海外移住国の選び方をお伝えできたらなと考えています!
特に帰国子女として、子供(僕)がどのような成長を海外移住をしたことで遂げたのかを成長した子供目線で伝えられたらと思います!
目次
家族で海外移住をするメリット(子供目線)
ここでは家族で海外移住をした際、子供だった僕にとって何がよかったのかを伝えていこうと思います!
子供が変わる
僕は静岡県で生まれ、小学校2年生まで静岡市内の小学校に通っていました。その当時の僕の性格を表すと「尋常じゃないほどの内弁慶」です。笑
家の中では、よく喋るのですが学校にいくと恥ずかしさからか何も喋れない小学生でした。シャイだったエピソードとして特に印象に残っているのは国語の授業で、先生に「23ページのこの文章読んで」と言われた時、人の目線が集まった瞬間に恥ずかしすぎて音読ができなかったことです笑
そんな僕がマレーシアに海外移住をしたことで180度真逆な性格に変わりました。
僕なりに、自身がなんで変わったのかを考えると海外に住んでいる小学生はみんな「個性むき出し」なんですよね
個性がなくても日本では、誰かが救ってくれますが海外では個性がないと中々友達を作ることができないのを子供ながらに本能的に感じたのでしょう。
そして周りの「個性むき出し」の友達も僕の「個性」を出すことに自然と手を差し伸べてくれました。
「個性むき出し」の友達のおかげで海外移住1年目から驚くほど性格が変わり、マレーシアで僕の持つ「個性」を磨いていきました。
海外移住を家族で行うことで子供の性格をいい方向に変えてくれます。環境が変わると子供は本当に変わります。
特に僕のように会社を起業した割合が帰国子女に多いと感じています。
ある意味でレールに乗って生きることから外れたのかもしれません。
海外が海外でなくなる
日本にいた頃は海外なんて遠くて中々行けないなーと考えていました。
しかし一度海外移住をして、住んでしまうともう東京→奈良の方が遠く感じます笑
そして海外で仕事をすることに抵抗がなくなり、現在インドで仕事をしている感じです。
僕の現在の感覚でいくとインドに住んでるのも東京に住んでいるのもあまり変わりません笑
本当に家族で海外移住をしてくれた親の選択に感謝をしています。
外国語に抵抗がなくなる
僕は英語検定2級を小学生の時取得しました(その後英語の勉強はしなくなりましたが笑)
そこから言語に抵抗がなくなったのか色々な言語を覚えるコツを掴んでいます。
ドイツ語検定2級、日常会話レベルのミャンマー語/マレーシア語….
現在はインドで使われているマラティ語を勉強中です。
多分日本育ちの人よりも現地の言葉を吸収する能力は高くなっている気がします。
日常会話レベルであれば1ヶ月もあればすぐに使えるようになるので、今はビジネスレベルを目指しています!
言語の勉強を勉強として捉えると、急激に入り口が狭くなり、ハードルが高くなりますが日常生活で使わなくてはならないツールとして言語を捉えると、なんかペラペラ喋れるようになります笑
日本人学校に入学できる
僕は海外移住をする上で、子供が受けられる最大の恩恵が日本人学校に入学できることなのかなと思います。
海外に住んで、なんで日本人学校!?!と思うかもしれませんがこれは社会人になってめちゃくちゃ感謝しているライフイベントでもあります。
海外に移住をすると子供の通う学校は主に2つあります。
日本人学校とインターナショナルスクールです。
インターナショナルスクールに通った時期もありましたが、今振り返ると英語は適当なスポーツサークルにでもいれば覚えますし通っていたインターナショナルスクールの友達と頻繁に連絡を取ることもありません。
それよりも日本人学校に通っていたことで友達の輪が尋常じゃなく広がっています。
それは日本人学校には日本の各都道府県から主に親の仕事の都合によって子供が毎年入学し、毎年日本に帰国していきます。海外赴任のある父親・母親をもつ子供たちが編入する学校なので、一般教養レベルが高く、僕のいた代の日本人学校卒業生は東大、京大、東北大学、東工大、九州大、早慶とめちゃくちゃ優秀です。
そんな優秀な小学生が日本各地から集う教育機関は絶対「海外の日本人学校」だけです。
海外移住をすると子供の学力が〜とか受験が心配〜とか親の立場であれば考えるかもしれませんが、学ぶ環境が抜群ですので親がしっかりと勉強する時間を確保すれば勝手に頭は良くなると思います。
また遊ぶ地域が安全面の配慮から海外だと限られてくるので、年上、年下関係なく遊ぶようになります。
すると年上は面倒見が自然と良くなります。僕の体験談からいえば、5つ下までの子達はみんな友達だったので今でも就職活動の相談や起業の相談を受けることがあります。
僕にも小学生の時から知る面倒見のいいお兄ちゃん、お姉ちゃんのような年上がいて、そして弟、妹のような奴らが僕のことを頼ってくれています。
家族で海外移住をするデメリット(子供目線)
ここでは家族で海外移住をした後、日本に帰国した際に起きた子供の負担をお伝えしようと思います!僕の考える海外移住をした子供が受けるデメリットは1つかな〜と思います!
日本での常識がなくなる
僕はよく日本でできた友達に「常識がない」と言われます。
きっと日本では小学生の頃に「日本で暮らす常識」を教えられるのかなと思いますが、僕にはここがゴロッとかけています。
例えばゴミ出しです。
マレーシアでは最近では分別をするように一部の地域ではなりましたが基本ゴミは全て同じです。日本のようにペットボトル、ダンボール、ビンなど分別をしません。
日本に帰ってきて適当にゴミを捨てていたらめちゃくちゃ怒られました笑
また上下関係についても怒られました。年上を敬うのもよくわかりませんし、年下に威張るのもわかりません。笑
日本の縦社会的会社組織であれば僕は半年も経たずに退職していたと思います。
あとは日本の満員電車はきっと帰国子女、全員嫌いだと思います笑
基本車移動か空いている電車移動なので、なんでこんなのにならなあかんねんって僕は最初ストレスでぶっ倒れました笑
満員電車はなれますが、海外に出ると何故あの電車に命を削って乗っているのか疑問に思います。
よくある石の上にも三年とかなんでつまらないこと3年せなあかんねんって思います笑
家族での海外移住をオススメする子育てのしやすい国の条件
基本僕は家族で海外移住に挑戦するのをオススメしている人間です。海外移住をした結果、日本を好きになればいいですし、日本のことを海外から見ることで新しい知見を得ることもできます。
子供の頃の環境適応能力は抜群ですので、親よりも驚くほどのびのびと生活します。
なのでアフリカであれ、南米であれ住めば都で親の不安を無視して、子供は勝手にスクスク育ってくれます。
心配するべきは親の適応能力なのかなと思います。
そのため海外移住をする際、親がそこで生活をきっちり送れるのかがポイントになります。
海外移住の際考えて頂きたいポイントは以下の通りです!
・気候
・ご飯
・住居
この3点をクリアできれば海外移住は可能です!
例えば気候は極寒の地域や灼熱の地域など日本ではありえない気候に遭遇します。
しかもそれが1日ではなくループで続いてくるので、その環境に大人が適応できるのかがまず一つです。
次にご飯も、子供は勝手に現地の美味しいものを友達に教えてもらって食べなれていきますが、大人は中々の難しいものがあります。
日本食が充実している国もあれば、日本食など皆無な国もあり、皆無な国であればローカルフードを食べる必要があります。好みの味付けであれば、その国に住めると思います!
最後に住居です。日本と海外の最大の違いはバスルームの違いかなと思います。トイレにウォシュレットはあるわけもなくあったかい便座などありません。
お風呂も海外に住んで、浸かることは滅多になく基本はシャワー生活です。
また日本のようにしっかりとした住居の造りではないため、虫が色々なところから侵入をして来ます。
両親に虫への耐性がなければ、毎日のように虫退治という名の戦が始まるかもしれません笑
最後に
いかがでしたか?
是非広い視野を子供に持たせるために、海外移住のチャンスがあればどんどん家族でチャレンジしてみてください!家族にとって、子供にとってかけがえのない経験になります!!
チャンスがあれば是非海外に移住をしてみましょう!!
子育てのために海外移住を考えている方、何か家族で海外移住に心配事がある方は是非コメントいただければ嬉しいです!
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