新規事業立ち上げ|必須のリサーチフレームワーク:4S

こんにちは、ジュンヤです。

前回は新規事業立案のために必要なリサーチ方法をシェアさせていただきました。

新規事業立案のためのリサーチ技術:リサーチをする前に必要な事前知識

今回はより具体的なビジネスリサーチ方法についてシェアしていきたいと思います。

新規事業立案のためのリサーチの基礎知識:4S

ビジネス 新規事業立ち上げ

個人的に新規事業立案のためのリサーチにおいて「4S」と呼ばれるリサーチフレームワークを使うことが効率的です。

4Sとは、Structure(構造)、Statics(統計)、Share(シェア)、Strategy(戦略)の4つからなるフレームワークです。

このフレームワークを意識してリサーチを進めることで、新卒で入社した会社の上司からリサーチとまとめるのが抜群に褒められました。

知っているだけで、成果の出やすいフレームワークになるので、是非使ってみてください。

僕自身、市場構造、市場規模を詳しくリサーチせずに事業を起こし失敗したことがあります。

リサーチは新規事業立ち上げにおいて必須な技術です。

新規事業立案のためのリサーチの基礎知識:Structure

このフレームワークにおける「構造」とは業界構造のことです。具体的な調査項目としてはサービスの分類・販売の流れ・規制動向などです。

新規事業を立ち上げるためには、参入する業界の構造を知っておく必要があります。

業界の構造を知らずに、サービス立ち上げ準備をしてしまって失敗してしまった事例はキリがありません。

新規事業立案のためのリサーチの基礎知識:Statistics

Statistics(統計)を調べることは新規事業立案において、必ずすべきことです。

業界の市場規模を知らずに参入してせっかく立ち上げたのにも関わらず儲からなかったなんてことはザラです。

ここで調査すべき事項としては、政府統計、業界団体統計、市場調査会社の統計、市場調査報告書、新聞などです。

ググる時に「市場規模 〇〇」と調べて、一番上にきたページをそのまま反映させてしまいがちですが、市場規模は様々な計算方法があり1つの記事でその業界の全てがわかった気になってはいけません。

上司が下調べをしていて、データが違うことがないように最も信憑性の高いデータを選ぶためにソースの検証が統計データを扱う際には必要です。

新規事業立案のためのリサーチの基礎知識:Share

続いて調べる必要があるのが、参入する市場の市場独占をどこの企業が行なっているのかです。基本競合がいないビジネスは存在しません。競合が存在しないと提案すると単純にリサーチ不足とみられます。

主に見るのは、IR情報をみていきましょう。大まかな企業の市場独占率がわかったらその企業のIR情報を見ることで、大まかな市場での力関係がわかります。

新規事業立案のためのリサーチの基礎知識:Strategy

最後に競合の戦略を調べます。これは他社比較をした際どのような戦略的特徴があるのかを調べることになります。

戦略を調べるには下地として経営戦略論や財務分析の基礎知識が必須です。

 

このフレームワークを駆使して、新規事業立ち上げの前にリサーチを行なっていきましょう。

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