こんにちは、ジュンヤです。
最近フリーランスとして、会社の企画室に潜り込み、企画を考える機会が増え「社内政治」について考える機会が増えました。
今回は「社内政治」をどううまく働かして自分が仕事のしやすい環境を作り出すのか、シェアしていこうと思います。
社内政治と言う言葉を聞くと「社内政治なんてうんざりだ」「社内政治はくだらない」など社内政治に関してネガティブな印象を持っている方が多いと思います。
僕自身も新卒で入社した頃、嫌いな上司にいい顔をしなければいけない環境にうんざりしていました。
しかし、自身で会社を経営し、社員を育てていく中で、「社内政治の重要性」を感じることができたのです。
社内政治に疲れた方に、「社内政治ってそう言うことか」と理解していただけたらいいなと思っています。
社内政治は組織を組む以上必ず発生するものです。
いわゆる必修科目なので割り切って社内政治と向き合っていきましょう。
政治を軽蔑するものは軽蔑すべき政治しか持つことができない
ー トーマス・マン
社内政治を聞いて何をイメージしますか?
僕自身社内政治についてあまりいいイメージを持っていなかったのですが、フリーランサーとして会社に一定期間在籍し、自分の仕事をしていく上で必須の能力が「社内政治力」だと感じています。
政治力とは「自分や相手の立場をうまく利用してたくみに物事を進めていく力」とされています。
僕は経営陣と近いところで仕事をするので、社内政治力を最大化して働いています。
会社は1つの組織とはいえ、様々な利害関係が存在します。
例えば経営陣は利益の最大化など具体的な結果を求め、社員は働き甲斐など抽象的なものを求めます。
そういった溝を埋め業務を効率的に行うための能力が社会政治力だと思っています。
社内政治力を磨き、「やりたいこと」を社内で実現させていきましょう。
社内政治力とは「信頼の貯金」の積み重ね
社内政治力とは言い換えれば、人を動かす力です。人を動かすには根底に「信頼」がなければ何も始まりません。
では「信頼」を勝ち取るにはどうすればよいでしょうか。
それは「社会人として基本的なことを守ること」だと僕はかんじています。
例えばそれは「礼儀正しくする」「嘘をつかない」「謙虚である」「ルールを守る」「間違っているときに謝れる」どれも当たり前とされていることですが、当たり前とされているからこそ、できないと「信頼」を失う結果になるのです。
人として、「基本的なことを守ること」を繰り返していくことによって「信頼」の貯金をしていくのです。
誰だって仕事をすれば失敗もします。そんなとき身を守ってくれるのが「信頼の貯金」です。
貯金額が多ければ多いほど、社内政治力は増していきます。
まずは突飛なことをせず、「信頼の貯金」をすることから始めましょう。
社内政治力を高めるために行うべきこと
先ほど社内政治力とは「人を動かす力」と言いました。
ではどのようにすれば、人を動かすことが容易になるのでしょうか。
名著『人を動かす』でカーネギーは人を動かす力についてこんな風にまとめています。
人を動かすには、相手の欲しがっているものを与えるのが、唯一の方法である。人は、何を欲しがっているのか?
【人間のもつ性情のうち最も強いものは、他人に認められることを渇望する気持ちである】
他人のこのような心の渇きを正しく満たしてやれる人は極めて稀だが、それができる人にして初めて他人の心を自己の手中に収めることができるのである。
社内政治力とはファンを作ること
社内政治力とは「人を動かす力」で「他人を認めること」だと言う話をしました。
ではどのようにして「他人を認めること」ができるのでしょうか。
社内政治力=他人を認めること=ファンの数とも置き換えることができます。
実際の政治でもどれだけ自身を支持してくれる有権者を集めることができるのか、で評価されます。
社内政治力も実態は票数が見えないだけで仕組みは同じです。
では自身のファンはどのように作っていくのでしょうか。
ファン作りの基本は「挨拶」です。僕自身、フリーランスとして仕事場で仕事をする時に最初に取り掛かる仕事は一緒に仕事をする人の名前や好きなことを覚え、会話の取っ掛かりを見つけることです。
個人的に効果が目に見えてわかりやすいのが、他部署の新卒に名前で呼びかけると100%喜びます。
そして挨拶をするだけでファンになってくれるのです。
これは「私はあなたに関心を持っていますよ」と「挨拶」を通して「認めている」行為になっているからです。
日頃から一人一人に誠実な関係を持ち、相手が「何に悩んでいるのか」「今どんな仕事をしているのか」「何が好きなのか」を関心を持って見てください。
それがファンを作り、強いては社内政治力を作る最初の基本です。
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