男子フィギュアスケート日本代表の羽生結弦選手は日本国内だけでなく、海外、特に中国にファンが多い。
フィギュアスケートの実力もさることながら、人に好かれるという天性の才能も持ち合わせている彼は、各方面で記事になることがある。
例えば、兵庫県神戸市の「弓弦羽(ゆづるは)神社」の参拝者は20倍になっている。
漢字は違えどこれまでに羽生結弦選手が2度参拝に来ているということもあり神社としては異例の人気っぷりだ。
同神社によると、名前が似ていることに気付いたファンたちが、羽生選手にお守りなどを贈ったことがきっかけとなり、人気に火がつき、ソチ開幕前には、羽生選手の活躍を願う絵馬の奉納が絶えることがなかった伝説を残した。
また、金メダル獲得後のファンたちの動向といえば参拝者数にも変化があり、1日の参拝者は大体20倍に増加し、毎日1,000人前後の人が参拝している。
この写真をご覧になったことはあるだろうか?
羽生結弦選手がプーさんの売上に貢献していることを端的に表している画像だ。
かつてスケートリンクにこれほどまでにクマのプーさんが存在したことはあっただろうか??
これも彼の持つ一つの伝説かもしれない。
また、彼の好意を持たれるところはそのコメント力の高さという点があるかもしれない。
若干20歳の彼が、的確に質問を理解し、わかりやすい彼の言葉で返してくれるといった姿に感名をうけるファンも多いだろう。
そして彼は、他人に優しく自分に厳しい。
練習中に激突しそのまま試合に出場するといったタフさ、自分への厳しさはなかなか持てるものではない。
10代のうちに五輪や世界選手権といったあらゆるタイトルを総なめにした彼にとって、気づけば前を走る選手は誰もいなくなり、20代に入ってからは追われる日々が続いている。
成功に対して浮かれることはない。
失敗した場合は、それを繰り返さないようにたゆまぬ努力をする。
そして、その悔しさを忘れずに、次へのエネルギーとする。
満足いく演技ができなかったからと言って、五輪で金メダルを取りながら「悔しい」と発言する選手はなかなかいない。
そんな彼がこれから新しい伝説を作っていくのを想像するのはたやすい。
それを実行していくのは苦しく厳しいことなのだが、それをしてしまうのが羽生結弦という選手だ。
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