錦織圭は5歳からテニスを始め全国小学生テニス選手権大会で優勝している。
錦織は全国小学生テニス選手権大会で2001年に優勝している。
この2001年には松岡修造がテニスコーチをする修造チャレンジに錦織圭は参加しておりその時の映像がこちらだ。
11歳の時にすでに高校生に勝てる技術を身につけており他の選手とは一線を画していることがうかがえる。
その2年後の2003年に「盛田正明テニス・ファンド」対象選手となり留学するため渡米。
以降アメリカ合衆国フロリダを活動拠点としている。つまり2001年以前の段階で日本ジュニアテニス界のトップにいた
錦織少年は2003年に留学することで快進撃が始まっていく。
そもそも錦織選手が選ばれた
「盛田正明テニス・ファンド」とはなんなのか?
このファンドを創設したのは盛田正明氏でありソニーの創業者の一人、盛田昭夫氏の実弟だ。
日本テニス協会の名誉会長も務め、世界レベルの日本人選手を生み出すために米国への留学を支援するファンド「盛田正明テニス・ファンド」を私財を投じて立ち上げている。
盛田氏は
「私はテニス愛好家として、『自分はテニスが好きだけど、日本のテニスは決して世界では強くない。ここはひとつ自分の手で子供たちをサポートして、世界のトップになれるように育ててみよう』と考えて、ファンドを立ち上げました。ソニーの共同創業者である井深大さんは『とにかく人のやらないことをやれ』というのが口癖でしたが、彼の教えを思い出して、新しいことをやろうという気持ちもありましたね」
と語っている。
盛田ファンドは才能のある10代前半の選手を発掘し、これまで19名を米国フロリダ州のIMGニック・ボロテリー・テニス・アカデミーに送り出してきた。同アカデミーはアンドレ・アガシやマリア・シャラポワを輩出してきた超名門だ。盛田ファンドは、錦織の他にも日本女子のナンバーワンである奈良くるみ(22歳)、9月に仁川アジア大会で優勝した西岡良仁(19歳)など優秀な選手を次々と生み出している。
しかしこの盛田ファンドに選ばれたからといってもそのままプロになる道が与えられるわけではない。
ジュニア世界ランキングによる順位や結果を残せなければ帰国となり錦織と同時期に渡米した2人は日本に帰国しており
錦織は選ばれた選手の中のさらに選ばれたエリート生活を学生時代から送っていたことがうかがえる。
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