子供達に大人気で、その名前を聞いたことがない人はまずいないと言われる『妖怪ウォッチ』。
その中でも一番人気のジバニャンは、実は化け猫の妖怪ではないということを知っていましたか?
そんなジバニャンに隠された悲しすぎる過去をウォッチします!
妖怪ウォッチ
ジバニャンのプロフィール
辞典番号 : 093
ランク : D
必殺技 : ひゃくれつ肉球
好きな食べ物 : 魚系の食品。(アニメではチョコボー)
性格 : 陽気で前向き。
しかし、ぐうたらしており、図々しいところもあるため、主人公・ケータ君と衝突することも多々あります。
実は、トラックにひかれて死んでしまった猫の地縛霊で、今もトラックにリベンジを繰り返し、返り討ちにあっています。
ジバニャンの悲しすぎる過去!
ジバニャンはトラックにひかれて死んだ猫の地縛霊なのですが、彼の過去は非常に壮絶でした。
そもそも地縛霊になった理由は、トラックに撥ねられ、死にかけていた時に、飼い主であったエミちゃんに「車にひかれて死ぬなんて・・・・・ダサっ」と言われたためでした。
ショックを受けたジバニャンは、トラックに負けない猫になり、エミちゃんに見直してもらいたいと強く願い、地縛霊になりました。
しかし、地縛霊になったジバニャンは、生前のことをほとんど忘れており、覚えていることといえば、エミちゃんのことが大好きだったこと、死に際にエミちゃんにひどいことを言われたことぐらいでした。
ところが、アニメの第25話「ジバニャンの秘密」で、ジバニャンの本当の過去が明らかになります。
ジバニャンは、いつものようにケータ君の家でごろごろしていると、ケータ君と言い合いに。
ジバニャンは思わず家を飛び出します。
するとそこに謎の二人の妖怪が・・・
その二人の妖怪の力でジバニャンはタイムスリップしてしまいます。
気がつくと、そこは昔暮らしていたエミちゃんの家でした。
ジバニャンは生前「アカマル」と呼ばれており、エミちゃんと過ごす日々は幸せに満ち溢れていました。
エミちゃんはアカマルをとても大切にし、アカマルもエミちゃんのことが大好きでした。
ある日、エミちゃんとアカマルが出掛けていると、交差点の向うでエミちゃんを呼ぶ友達の声が!
エミちゃんは友達のもとに駆け寄ります。 すると、暴走したトラックが赤信号を無視してエミちゃんめがけて一直線に走ってきます。
トラックに気付いたアカマルはエミちゃんのもとに走りだしました。
そして、ここですべてを思い出します。
素早い自分がなぜ車なんかにひかれたのかを・・・
そして、再びエミちゃんを救うために走りだします。
アカマルはエミちゃんを押し、自らが身代わりとなってトラックにひかれてしまいます。
再びジバニャンとなったアカマルは、自身の身体を抱くエミちゃんを見つめます。
「アカマル・・・ 私を守るために死んじゃうの? 車にひかれたぐらいで死んじゃうの・・・? そんなのダサっ・・・」
そう言って涙を流すエミちゃん・・・
そう。 ジバニャンがエミちゃんのことを忘れるために、勝手にエミちゃんがひどいと思っていただけなのでした。
そして、ジバニャンとエミちゃんの本当のお別れへ・・・
これがジバニャンの本当の過去なのでした。
陽気な性格の裏に隠された壮絶な過去・・・
しかし、それをすべて抱えてゆるく笑顔で暮らしているジバニャン。
男前としか言いようがありません。
そんな魅力たっぷりのジバニャン。
これからも彼の活躍に期待したいですね!
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