世界一受けたい授業に登場する関野吉晴の生き方がカッコよすぎる

 

植村直己冒険賞を受賞し、探検家・人類学者・外科医・大学教授と数々の肩書きを持つ関野吉晴さんをご存知ですか??

関野吉晴さんは南米、北米、アラスカ、モンゴル、極東シベリア、ヒマラヤ…

世界各地の僻地を旅して、総移動距離5万キロover…

「太古の人々が旅で感じていたことを、自分も味わってみたい」

 

その純粋な思いだけで関野吉晴さんは旅を開始しました。

 

 

自動車やバイク、電車、飛行機といった「近代的動力はつかわない」というルールを自分に課し、徒歩や自転車、カヤック、馬、らくだ、犬ぞり、トナカイのそりなどを使い移動していきます。

 

 

自分が操れない動物は、
土地に暮らす人々に、その扱い方を教わって、
「自分で括れるようになったら、つかっていい」
というルールにしたそうです。

 

 

約10年に及ぶ壮大な旅を己の脚力と腕力で完全制覇した関野吉晴さんのプロフィールやどんなルートを旅していたのか、それを追ってみたいと思います。

 

関野吉晴とは??

一橋大学在学中に自ら探検部を創設。大学3年次の1971年に1年間休学し1971年アマゾン全域踏査隊長としてアマゾン川全域を下って行きます。

 

大学には留年、休学、編入と、7年間大学に在籍、大学卒業後旅先で世話になる現地での医療の必要性を感じて、横浜市大医学部に入学をします。

 

さらっと医学部に入るあたり賢さが伺えますね。
そして外科医師となり、病院に勤務しながら南米通いを続けます。
1993年から、アフリカに誕生した人類がユーラシア大陸を通ってアメリカ大陸にまで拡散していった約5万3千キロの行程を、自らの脚力と腕力だけをたよりに遡行する旅「グレートジャーニー」を始めます。

 

グレートジャーニーとは??

 

関野吉晴さんが行ったグレートジャーニーとは約700万年前に生まれた原生人類のルーツを巡る旅です。

 

原生人類はおよそ6万年前にアフリカを飛び出し、果てしなく長い時間をかけ、世界のあちこちに拡散していきました。

 

その壮大な人類拡散の過程をブライアン・M・フェイガンというイギリスの考古学者が、
「グレートジャーニー」と名付けます。
人類の起源がアフリカからユーラシア大陸を経て、広大な無人の新大陸へと旅していった、この過程「グレートジャーニー(The Great Journey)」は、人類の歴史のなかでも最大級の冒険、と位置づけられているものだそうです。

 

関野吉晴さんはいちばん長い距離を旅した人々の来た道を、逆向きにたどることをはじめました。

南米最南端のナバリーノ島から、アフリカ・タンザニアまで向かいます。
それが、関野さんの「グレートジャーニー」です。

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それを実際に10年の歳月を費やして達成してしまう関野吉晴さん….

 

しかし彼の旅はここで終わりではありません。

 

2004年から「新グレートジャーニー 日本列島にやって来た人々」をスタート始めます…

 

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シベリアを経由して稚内までの「北方ルート」

ヒマラヤからインドシナを経由して朝鮮半島から対馬までの「南方ルート」

インドネシアから石垣島まで手作りの丸木舟による4700キロの航海「海のルート」

 

インドネシアから石垣島を目指す海のルートでは「砂鉄を集める」ことから
旅をはじめていったのだそうです。
自然から素材を集めて、集めた砂鉄を日本の昔ながらの「たたら製鉄」で製鉄、斧や鉈などの道具をつくり舟を完成させエンジンを使わずに島影と星だけを頼りにインドネシアから日本まで来る。

 

もう何時代の話かわかりません…

 

関野吉晴さんはその経験から書籍を数多く執筆されています。

僕も関野吉晴さんの経験を疑似体験してみたくなったのでAmazonで購入しました。

 

グレートジャーニー探検記

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僕も刺激を受けたので旅に出て行こうと思います。
 

 

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