【珍獣ハント】ハダカデバネズミの詳しい生態

世界の果てまでイッテQで紹介されたハダカデバネズミの生態をここで詳しく説明すると共にハダカデバネズミの面白い話も交えていきます。

 

それでは見た目のインパクトが強烈なハダカデバネズミの生態に恋してくださいね!

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ハダカデバネズミとは

動物界脊索動物門哺乳綱ネズミ目デバネズミ科ハダカデバネズミ属に分類される齧歯類

要するに哺乳類です。

 

ハダカデバネズミは東アフリカの乾燥地帯に地下トンネルを掘って生活しています。エチオピア、ケニア、ジブチ、ソマリア、ソマリランドなど何かと騒ぎのある国々の地下に彼らの帝国があります。

 

地中に平均80頭~最大300頭もの大規模な群れを形成し生活しています。

 

アリのように役割が決まっており、繁殖は1匹の女王と数匹のオスのみが行ない、他の個体は分業でさまざまな労働を行なう形をとっています。

他の個体の主な仕事として、穴掘りや食料の調達、巣の防衛、子どもネズミのふとんになるふとんネズミなどなど分業しまくっています。

 

このような生活をする生物種を「真社会性生物」といいます。

他にはテッポエビやシロアリ、スズメバチ、アリなどがいます。

 

ハダカデバネズミの見た目の特徴は

  • 目が見えない
  • 歯が唇を貫き出ている
  • 体毛がない (感覚毛はある) 

目が見えないのはモグラと同じように地下生活へ適応していくうちに退化してきました。

  • 体長8-9cm
  • 尾長3-4.5cm
  • 体重30ー80g

デバネズミ科最小種です。本来のデバネズミ科は大きいです。

 げっ歯類最長の寿命

ハダカデバネズミは通常のネズミの寿命が3年だとするとその約9倍程度は長生きします。

ネズミが28年ほど生きることができるその秘密は「ガン耐性」があることです。

近年ではハダカデバネズミの細胞を医療の役に立てようと研究が日々行われています。

この「ガン耐性」とは要するに癌細胞ができない作りになっています。

病気にならないから長寿ということですね。

神は強烈な見た目に強力な個性を残してくれています。

 

ハダカデバネズミはロブスターや魚のメバル、イガゴヨウと呼ばれるマツ科の木などを含むいくつかの生物同様に長く生きても繁殖力を失わず、体力そのものも低下しない体のつくりになっています。

 

その見た目から、彼らのことを「永遠の中年」と呼ぶ人もいますが、私は“永遠の少年”のままでいたいです・・・。

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