『YOUは何しに日本へ?』で紹介された、日本に一人だけしか移住していない国“サントメ・プリンシペ民主共和国”。
普通は聞いたこともないこの国について紹介します!
サントメ・プリンシペってどんな国?
サントメ・プリンシペ民主共和国は、西アフリカのギニア湾に浮かぶ火山島であるサントメ島、プリンシペ島、そしてその周辺の島々からなる共和制の島国です。
首都はサントメで、公用語はポルトガル語です。
人口は約20万人で、そのうちの約9割は首都サントメがあるサントメ島に住んでいます。
面積は964㎢で、東京都のおよそ半分の大きさです。
元々は無人島でしたが、1470年にポルトガル人が上陸、ポルトガルから主にユダヤ系住民の流刑地として使われていました。
また、同時に奴隷貿易の中継基地となっており、発展しました。
1975年にポルトガルの植民地から独立し、正式に国になりました。
ちなみに国旗はこちらです。
黄色は太陽、緑は農作物、赤は独立運動と平等を表し、二つの星はサントメ島とプリンシペ島を表しています。
サントメ・プリンシペ民主共和国はカカオ生産とその輸出を主軸とする農業国ですが、経済基盤が非常に弱く、世界最貧国の一つとされています。
負債を多く抱えており、観光産業も整っていないため、観光に訪れるのは難しい国です。
近年では海底油田の開発が進み、産油国の仲間入りを果たしました。
サントメ・プリンシペへの行き方
サントメ・プリンシペの玄関はサントメにある空港で、ヨーロッパから行く方法と、アフリカ近隣国から行く方法があります。
ヨーロッパから行く場合、リスボンから週に一便、ポルトガル航空が運搬しています。
アメリカ近隣国(ガボン・リールヴィル、アンゴラ・ルアンダ、カーボ・ヴェルデ・プライアなど)からも航空機があります。
サントメ・プリンシペの観光スポット
現在、サントメ・プリンシペ共和国へのツアーありませんが、生物多様性に富んでおり、生物多様性の面で最も重要な地域の一つに数えられています。
そんなサントメ・プリンシペの見どころを紹介します。
ピコ・デ・サントメ
ジャングルの中にそびえ立つピコ・デ・サントメは、海抜2024mを誇ります。
見た目は垂直な岸壁ですが、歩いて登頂することが出来ます。
周辺は原生林で囲まれており、島固有の動植物が数多く生存しています。
オボ自然公園
サントメ島南西部およびプリンシペ島南部を占める自然公園です。
大部分は熱帯雨林ですが、マングローブやサバンナも含んでいます。
100種類を越える固有種のランが自生し、固有の動物や昆虫が数多く住んでいます。
サン・セバスチャン・フォート
1575年にポルトガルによって築かれたポルトガル式の要塞で、貿易の拠点にもなりました。
現在は、宗教的な美術品や植民地時代の遺物を展示する博物館になっています。
ロラス島
サントメ島のすぐ南にあり、小規模なリゾート地になっています。
島には唯一のリゾートホテルがあり、訪れる人も少ないため、静かなリゾートが堪能出来ます。
また、島の真上に赤道が通っており、島内には赤道の碑があります。
日本人のほとんどが知らない国“サントメ・プリンシペ民主共和国”。
秘境好きのあなたはぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?
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