借金といえば誰もが避けたいものですよね。しかし今の時代お金が簡単に借りられるようになってきました。クレジットカードで商品を購入するということは後でその代金を支払う、つまりはクレジットカード会社にお金を借金している状況です。銀行口座から購入した金額が予定通り引き落とされれば利子はかかりませんがカードの支払いが遅れる場合クレジットカード会社が金利を上乗せして請求してきます。日本情報機構調べによれば複数の金融機関から消費者ローンを借りている多重債務者は100万人を超えているとなっています。つまりは1年で生まれてくる赤ちゃんと大体同じ人数の人が借金を抱えていることになります。
なぜここまで借金をしてしまうのでしょうか?それはCMに消費者金融の広告が多く登場しお金を借りることになんら不安を抱くことのないように踊らされている実態があるからだと思います。クレジットカード会社のCMでなぜリボ払いや分割払いが勧められているか考えたことはありますか?答えは当然クレジットカード会社が儲けるためにリボ払いや分割払いを勧めているからです。広告の謳い文句では毎月の返済額が少なくなる、ゆとりをもった返済計画が立てられる、ポイントがつくなどといってリボ払いをする側にとってメリットがあるように見せてきます。
しかし単純に支払うべきお金を先延ばしにしているだけで、毎月のリボ払いが少額になるほど利息が高くつきます。つまり余計にお金がかかっているのです。消費者金融はお金がない人の味方、ヒーローではありません。
お金がない人からいかにばれないように長く利子を受け取り続けることができるか考えているのです。そのためCMでは明るいイメージを見せる作りにこだわり消費者を増やす、悪言い方をすれば騙そうとしています。借金は今ないお金を未来の自分の収入から借りてくるようなものです。しかし未来の自分からお金を借りることができないため消費者金融があり、手数料を取られ更には利子が付きます。クレジットカードで商品を購入するときは自らの口座に購入するに耐えることのできる額がある時にしましょうね。お金を借りるのは簡単です。しかしその逆は難しいものがあります。もし誘惑に負けそうな時にはここで買ったら消費者金融の思う壺だと思ってください。世の中は常に勝者と敗者の分かれます。消費者金融にお金を借りるということは完全に負けたということです。そうならないために自分になにができるのか考えているのは必要なことのように思います。
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