【ハートネットTV】京大卒“日本一有名なニート”Phaさんの生き方が凄い!?

日本一有名なニート”で有名なPhaさん。

働かず、好きなことだけをして生きるゆるく生きるPhaさんですが、彼の語る言葉から「幸せとはなんなのか?」「自分らしく生きるとはどういうことか?」について大きく考えさせられます。

 

今回はそんなPhaさんについてと、彼の言葉を紹介します。

プロフィール

1978年大阪市生まれ。

京都大学総合人間学部に入学。

大学を6年かけて卒業し、3年間サラリーマンとして働いた後、会社を辞めニート生活をしています。

pha

 

大学では麻雀三昧!?

京都大学総合人間学部に入学したものの、授業にほとんど出席せず、寮仲間たちとひたすら麻雀を打っていたそうです。

当然寮の学生の半分以上は留年していたそうで、phaさんは留年しませんでしたが、2年間休学していたそうです。

 

 

働く気力があまりない・・・

2007年に仕事を辞めた際、貯金が400万円あり、100万円ぐらいになったら働こうかなと考えていたそうです。

しかし、いざ100万円を切ってみると、20万円ぐらいでもいいかなぁと思いだし、最終的に仕事を辞めた2年後の2009年に貯金が底をついたのだそうです。

 

それだけ聞くと「この人本当に大丈夫か・・・?」と思ってしまいますが、400万円も貯金していたということを考えると、それまで派手な出費をせず、計画的に貯めいたことが分かります。

 

 

実は年収が凄い!?

Phaさん曰く、年収は100万円だそうですが、自身の出版した『ニートの歩き方』などが売れているため、印税がかなりあると考えられます。
(→ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法)

 

さらに、ゲストハウスやブログ、インターネット・サービスなど様々な収入源があり、“働きたくない”という割にかなり稼いでいるのだとか・・・

 

 

ギークハウスを経営!

Phaさんは2008年頃から、趣味や話題が合うギークたちが集まり、共同生活をするシェアハウスを始めました。

“ギークハウス”と名付けたシャアハウスは関東を中心に広がり、現在全国に20軒ほどのギークハウスが運営されているといいます。

心に響くPhaさんの言葉

最後に心に響くPhaさんの言葉を紹介します。

仕事関係で悩んでいる時に心が軽くなります!

 

働きたい人は働いたらいいと思うし、基本的には死なないようにしましょう。

ちゃんと働かなくちゃいけないというわけじゃなくて、基本的に死ななければいいんじゃないかなって思っていて、「生きられたらそれでいいんじゃないかな、無理して働かなくても」というのが基本になるんですけれども、人間は結構死にます。

僕みたいなふらふら一般的な社会人の道を歩いてない人は、回りの人もそういう人が多いんですけれども、特にちょっと死にやすい。

いずれみんな死ぬんですけれども、できるだけ死なないほうがいいかなと思います。

色々頑張って楽しいことはあるし、頑張りたい人はそれでいいと思うんですけれども、死ぬほど頑張らなくてもいいなと思う。

自分一人がご飯食べられていたらそれでいいじゃないかと僕は思うし、無理して仕事を頑張ろうという気はないので、そういうことは向いている人がやったらいいんじゃないかなと思います。

僕みたいな人がちょっと頑張らないといけないなと思って、気合いを入れたりするとすごくしんどいし、死んだりするので。

 

働かない人も一定人数世界にはいるし、そういうものが世界だと思うし、それでバランスが取れているんじゃないかな、という世界観があるんですね。

みんな頑張ってちゃんと働かないといけない社会というのはすごく生きづらい気がするし、逆に働くのだるいなって人が100%でも、それはそれで社会として不安に思います。

両方いてちょうどいいバランスがあるような気がするので、向いてない人は働かなくていいと思うんですよね。

30過ぎてもニートだとか、まあ僕なんですけど、自営業者だとか、フリーライターだとか旅人だとか、何をして食べているのか分からない人がいます。

 

育った環境によってはまったく会ったことがないかもしれませんが、けっこういるところにはいるものです。

親とかが真面目な人で、親戚とかもみんなそんな人だったらあんまり触れ合う機会はないかもしれないですが、けっこういます。僕の友達とかもそんなふらふらした人が多いんですけれども、東京とか都会はそういう人が多いので過ごしやすいですね。

京都もけっこういるので、そういう人と仲良くなりたいと思ったら、うさん臭そうなおっさんがたまっている所に行ったり、そういううさん臭いサークルとか、寮とかでもいいんですけれども、そういう人たちがいるのでネタとして面白いかなと思います。

まっとうな社会人ではないけどとりあえず自分が食べていけたらそれでいい。

周りがそういう人ばっかりだったらそれが当たり前な感じですし、半分ニートで半分働いてる人もいるし、そういう人ばっかりだったら割と気楽なんですね。

 

あんまり働かなくても、ぼくもそうですけど人と繋がり合えればなんとかなる部分があって、人と繋がりがあったらちょっとお金に困っているから仕事手伝いたいとかそんなのもできるし、すごく困ったときに助けてくれたりとかそんな感じで、真面目に働かなくても人と繋がりをちゃんと作っておけばなんとかなるんじゃないかと思っています。

 

新入生キャンペーン2010第1回講演会』(2010.4.16) より引用

 

 

社会には色々な生き方があるということを気づかせてくれますね!

自分の周りだけの常識に捕われず、たくさんの人に触れ、多くの考え方を吸収することで、“自分の生き方”を見つけていきたいですね!

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