奇跡体験!アンビリバボー【ナバホ族に襲いかかる奇病】
ナバホ族とは??
ナバホ族とはアメリカ南西部に先住するインディアン民族です。
ナバホ族はアリゾナ州の北東部からニューメキシコ州にまたがるフォー・コーナーズの沙漠地帯に、一定の自治権を保有した「ナバホ・ネイション (Navajo Nation)」として、アメリカ最大の保留地(Reservation)を領有している先住民族です。
ナバホ族の予言的中?!不吉な呼吸困難。
1992年の終わりからナバホ族の長老の間で不気味な予言が広まっていました。
”世界に大きな不調があり、もうじき多くの人々が死を迎えるだろう”
その1年後の1993年に予言が的中します。
その予言が医療機関に奇妙な死に方をした2体の遺体が運ばれてきたことから始まります。
最初のナバホ病の被害者はインディアナ州のナバホ族の男性でした。
全くもって健康だった彼が、体調不良訴え、診断の結果はインフルエンザでした。
・・・にもかかわらず、彼に異変が起こります。
なんと数日後に呼吸が頻呼吸状態になり、結果死亡してしまいます。
しかし、ナバホ病の噂はこれだけでは終わらなかっのです。
その後、死亡した男性の婚約者が同様の症状で死亡してしまいます。
突然の呼吸困難です。その時世界はナバホ病と呼びナバホ族を差別し始めます。
1人は車を運転中に突然呼吸困難に、もう1人も5日前に同じように呼吸困難で死亡しており、
2人の不可解な死を調べるために解剖が行われますが
さらに、1カ月前にも同様の症状で死亡した患者がいたことも判明しました。
そこからナバホ族の長老の不気味な予言は的中し、ナバホ族が11人死亡し、ウィルスに25人感染してしまいます。
ナバホ病の原因は”ネズミ”!?
ナバホ病の病原体の本体は”新種のハンタウィルス”でした。
ハンタウィルスとは初期症状として
発熱や筋肉痛が起こり、その後に咳や呼吸困難を引き起こし、
死にいたる急性呼吸器感染症で
発症後24時間以内に死亡する例もあります。
感染経路は
ウイルスを含む尿や便、そして唾液によって
汚染されたほこりを吸い込む
ということが報告されています。
またアメリカに生息するシカシロアシネズミや
南アメリカのコットンラットなどの
ネズミ・ラットの排泄物や唾液からも感染することが確認されています。
なぜナバホ族の長老は奇病を予言できた??
ナバホ族の長老によれば
”雨が大量に降り、冬には雪が多く降った翌年には謎の病気が流行し、人が大量に死ぬ”というのです。
病気が発生した1993年の前年の気象状態は大規模なエルニーニョ現象が発生しています。
このエルニーニョ現象によってもたらされた恵の雨によって普段食料が少ないナバホ族が住む砂漠に雨が降りネズムが好む木の実が増え、人に接する機会が増えたことから病気が蔓延したと言われています。
そういえば2015年に大規模なエルニーニョ現象が起きています…そして2016年に早速”ジカ熱”が流行して今問題になっています。
気象状態が狂った翌年には必ず大病が流行ることを長老は知っていたのです。
我々も気象状態の変化で環境が変わることを理解しましょう。
ナバホ族 インディアンジュエリー ターコイズネックレス [アリゾナ現地買付アイテム] [並行輸入品]