豊臣秀吉の天下を終わらせた!2つの大地震!
天正地震(1586年1月18日)
1586年に起きた天正地震は、日本海の若狭湾から太平洋の三河湾に及ぶ歴史上例のない大地震でした。
そのため、幾度か調査が行われたものの、震源域やマグニチュードがはっきりとは分かっていません。
この頃、秀吉は東日本の支配に奔走しているころで、激しい揺れに驚いた秀吉は飛ぶように大阪へ逃げ帰ったといわれています。
ちなみに、秀吉がこの地震の原因を「琵琶湖の大ナマズのせいだ!」と言ったのがきっかけで、ナマズが地震を起こす動物だと後世に伝わるようになりました。
[ad#wildones]慶長伏見地震(1596年9月5日)
1569年に起きた慶長伏見地震は、伏見付近にある有馬-高槻断層帯と六甲・淡路島断層帯が震源となった直下型地震で、マグニチュードは7.5程度だったと推定されています。
慶長伏見地震は、京都や堺を中心に大きな被害を出し、関西の広範囲にまで揺れが広がりました。
天下統一を果たした秀吉の居城として建築していた伏見城が完成した直後に起こり、天守閣が大破。
城内だけで最低でも300〜600人の死者を出したといわれています。
秀吉は伏見の屋敷がまだ完成していなかった為に、運良く被害を免れました。
しかし、それまでに長男の逝去という不幸や、朝鮮出兵の不調や秀次事件、利休事件など、失政も多かった時期であったため、大きな痛手となりました。
この地震は、栄華を誇った豊臣政権の衰退の象徴としても広く知れ渡るようになったのです。
[ad#wildones]“自然災害大国”日本では、多くの災害によって何度も歴史が変わっています。
また、近い将来、東京で大きな地震が起こるともいわれています。(東京直下地震 3年以内震度9)
今後も起こりえる未曾有の大災害に備え、防犯対策はしておきたいですね!
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