インドを旅する上で欠かせないのは”寝台列車”です。
飛行機で行くと2万円近くかかる場所が4000円程度で行けちゃったりします。
今回は知っておいて損はないインドの寝台列車の等級について説明をしていきます。
そして中でも僕がよく利用する3Aの等級について詳しく説明をしていこうと思います。
インドの寝台列車は日本の新幹線や飛行機と同じように幾つかのクラスがあります。
その中で日本人の学生にお勧めする等級はエアコンが完備された2A,3Aのクラスです。
[3Aのクラス]
最も上のクラスである1Aだと2名×2段の寝台で内側から鍵のかかる個室となり専用の洗面台が付いていて一見便利そうに見えます。しかしインドの列車ですることは特に何もありません。お互い英語がしゃべれるのであれば楽しいですが喋れない時はベッドに横たわっているだけの時間です。
洗面台や内側の鍵は全く必要ないんです。
なので1Aにお金をかけるのならば飛行機で行ったほうが確実に楽チンです。それはインドの列車は遅延が当たり前です。僕は17時間の電車旅が28時間まで伸びたことがあります。
インドの寝台特急が怖いから1Aに乗るという選択をするのであれば迷いなく飛行機を選びましょう。
日本人のバックパッカーにお勧めしたいのは3Aの寝台列車です。2Aと3Aの違いはカーテンが付いているか付いていないか、の違いだけです。
女の子であればカーテン付きのほうが望ましいかもしれませんがインドのカーテンです。布がぶら下がっているだけと考えましょう。その布のためにお金を払うのは実にバカらしいのでエアコンが付いている寝台列車のクラスでは消去法で3Aが一番お得です。
エアコンは寒くても止めることはできませんが、毛布とシーツ、それに枕が支給されますので寒さは十分防ぐことができます。
治安面ですが何も恐れることはありません。バッグを抱えて爆睡しましょう。
インドの寝台列車で最も恐れなければいけないことは衛生面です。
必ずトイレットペーパーは持参するように心がけてください。今までの人生で最も臭いトイレがインドの寝台列車にはありました。
それと車内の食事に関してですが美味しいです。叫びながらおっさんが車内に来るのでチャイやご飯はそこでゲットしましょう。
ただし寝ている時に小さなゴキブリが頭の上を群れをなして動いてる時には驚きました。食べ終わったゴミは放置すると悲惨なことになるので必ず放り捨ててください。(ゴミ箱に)
インドの寝台列車はとにかく暇です。
英語がしゃべれる人が隣人ならまだしも基本喋れない人が多いです。
そんな暇な時間を助けてくれるのはやはり本です。
僕はKindle paperが充電切れになったので自らのケータイにKindleをダウンロードしてもて余る暇をなんとか潰しました。しかし事前の準備をしていなかったら本当にすることがなく地獄でした。
本やゲームといった暇をつぶすアイテムを持っておくことがインド鉄道を乗り切るコツです。
揺れはそんなにないので酔うことなく読書を楽しむことができますがシングルベッドの皿に半分ぐらいの大きさに身長178cm以上あると足と頭を少し曲げないとだいぶ苦しい面積が寝床になっています。
自らの身長が178cm以上ある人で、目的地までだいぶ遠い人はインド鉄道で旅をするのは考えた方がいいと思います。
きっと地獄の苦しみを味わう時間となります。
またインド鉄道を乗りこなすコツとして出発地点の駅が始発の駅を選ぶと遅延することがなくなります。その点をまず確認することが最も大事なポイントです。
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