プレゼンテーションの基本原則と基本構成

プレゼンテーションとは何か??

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最近では学校でもプレゼンテーションをする機会が増えてきました。

また仕事ではもちろんプレゼンテーションをしなければならないシーンが多々あると思います。

そのため「どうすれば効果的なプレゼンテーションができるのか」と悩んでいる人は多いと思います。

プレゼンテーションという言葉を聞いたときにイメージされるのが商品や企画の説明、自分が用意した内容を発表をするという人が多いです。

しかし本来プレゼンテーションの本質は「自分の思いを伝え、自分の思惑通りに相手を動かすこと」です。

自分が伝えるべき内容をきちんと伝え相手が理解していることをしっかりと確認する作業なくしてプレゼンテーションという名のコミュニケーションが成り立ちます。

自分が一方的に発信するだけでなく相手の反応を正しくキャッチしなければ正しいプレゼンテーションとはいえないのです。

ツーウェイのプレゼンテーションを目指す

プレゼンを聞いていて資料はいいんだけれどもつまらないなーと思うことありませんか?

それは一方通行のプレゼンテーションだからです。

プレゼンテーションは先ほども言った通りコミュニケーションの中の一つです。

聴衆の反応を見抜きながら声の大きさや表現を変えていきましょう。

聴衆に無関心で資料一点を見続けて発表しても伝わりません。

プレゼンテーション能力が必要な場所

プレゼンテーションは何も大会議おこなうものだけではないのです。

一対一の営業の場でもそれはプレゼンになります。

プレゼン能力はお客様のニーズを正確にとらえること、そしてそのニーズにあてはまるように言葉を選び誘導することが求められます。

何度もプレゼンテーションはコミュニケーションといっています。

つまり自己紹介、名刺交換、就職面接までプレゼンテーション能力が求められています。

自己紹介の場でも相手の好みに合わせて自己紹介を変えることができるようになれる人になれればもうあなたはプレゼンテーションの達人になれます。

プレゼンテーションの基本原則

1スライド1メッセージ

意外とこのプレゼンテーションの原則を守れている人は少ないです。

例えを出すと

これが1スライド1メッセージの原則を守ったスライドです。

スクリーンショット 2019-08-04 14.25.32

 

 

 

 

 

次にこれが1スライド1メッセージを守っていないスライドです。

スクリーンショット 2019-08-04 14.27.55

 

プレゼンテーションでは一般的にスライドの文字数は30字以内がいいとされています。

下のスライドはプレゼンテーション 向きではなく、営業資料向きになっています。

 

この1スライド1メッセージが守られていないと、オーディエンスに何を伝えたいかがわからなくなるので、そのスライドで何を伝えたいのかを意識してプレゼンテーションのスライドを作成していきましょう。

オーディエンスを知る

プレゼンテーション において一番大事なのが「オーディエンス」はだれなのかを知ることです。

プレゼンテーションは発表して終わりではなく、プレゼンテーション後に自分の望む行動を相手にしてもらうことがゴールです。

例えば学生なら、教授に研究の発表をして終わりではなく、いい成績をつけてもらうなどの採点という行動がゴールです。

そのゴールから逆算して、どんな構成にすべきか、どんな内容なら相手に望む行動を起こしてもらいやすいのかを考えプレゼンテーションを作っていくのです。

仮にプレゼンテーション する相手が複数人いる場合には、その中から決裁権(一番の権力を持った人)を持った人物に絞ってプレゼンテーション を作りましょう。

相手を知ることで自ずと、プレゼンテーションの大枠は固まるはずです。

プレゼンテーションの基本構成

プレゼンテーションには基本の型(フォーマット)が存在します。

有名なプレゼンテーションの型は「三部構成」「SDS法」「PREP法」「DESC法」が挙げられます。

三部構成

イントロ、ボディ、クロージングの3つでプレゼンテーションを構成します。

イントロダクションでは、プレゼンの導入となる部分です。聞き手がプレゼンを最後まで飽きずに聞くかどうかは、イントロダクションで決定します。

聞き手に興味を持ってもらうためには、「なぜこのプレゼンを行うか」「語り手がどういった人物であるか」というストーリーが重要です。

イントロダクションでは以下の2点を伝えましょう。

  • プレゼンを聞くことによって聞き手が得られるメリット
  • なぜこのプレゼンをするに至ったかのストーリー

ボディではプレゼンの核となる本論の部分です。聞き手に伝えたい情報を、適切なデータと根拠をもって話します。

プレゼンの最後の締めにあたる部分がクロージングです。

一般的に「質疑応答」「まとめ」「締め」の流れで行われます。

SDS法

S=Summary:内容全体の要約

D=Detail:その詳細

S=Summary:内容全体の要約

結論を先に述べるため、伝えたいテーマを明確に打ち出すことができるのがSDS法を使ったプレゼンテーションの構成です。

最初に要約(Summary)で内容全体を要約し、詳細(Detail)でその詳細を述べ、再要約(Summary)で最初の要約とは別の言葉で内容全体を要約します。

PREP法とは

P=Point:プレゼンの結論を述べる

R=Reason:それを伝えたい理由を示す

E=Example:理由の根拠となる具体例を挙げる

P=Point:再度結論を伝え、締める

PREP法では、一番伝えたいことを先に話すことで、聞き手は「なぜ?」「その根拠を知りたい」という気持ちにさせます。そこで、そんな聞き手の要望に応えるように、次に理由や根拠を説明します。その流れがスムーズであればあるほど、聞き手は「腑に落ちた」という感覚を覚えるでしょう。

DESC法とは

D=Describe:客観的な事実や状況を描写する

E=Express:客観的な事実や状況に対して主観的な意見を述べる

S=Suggest:解決策・対処法を提案する

C=Consequence:解決策・対処法によって得られる結果を説明する

DESC法は問題解決型のプレゼンの構成として有効です。

例えば、

「○○業界では国内市場が縮小し、競合他社はグローバル化を進めています(D)」→

「しかし、自社のグローバル化は他社に遅れをとっており、この状況が続けば生き残ることは難しくなってくるでしょう(E)」→

「そこで、海外販売を強化するためにアジア新興国に拠点を設けてはいかがでしょうか(S)」→

「海外進出によって、大きな海外のマーケットで売り上げ拡大を図ることができます(C)」

という流れです。

こういった基本構成を使いプレゼンテーションを行なっていきましょう。

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