新発見！チョコ食べると善玉コレステロール値は上がる！？

驚きのコレステロールに関する新事実を紹介します。

この記事を３つにまとめると．．

「チョコレートを毎日食べる」と善玉コレステロールの値がアップする

え？？チョコレートってそんなに体にいいの？？ということで

じっくりとチョコレートの持つ魔法の力を見ていきたいと思います。

今まで、チョコレートやココアに含まれるカカオポリフェノールは

活性酸素を抑える働きがあることが知られ、

生活習慣病に有効であるとの多くの報告がありました。

コレステロール値の改善、血圧低下および血管内皮機能の改善、心疾患リスクの低減、

インスリン抵抗性の改善といった多岐にわたる臨床試験結果が得られていますが、

日本人でのデータは限定的といわざるえない状態でした。

そこで本当に日本人に効果があるのかを調べるため、

製菓会社の明治と、愛知県蒲郡市・愛知学院大学が実証実験を行いました。

彼らは、“カカオポリフェノールを多く含むチョコレートの継続的な摂取が

生活習慣病改善にどのような効果があるか”を調べるため、

1カ月間、45～69歳の同市や同市周辺の住民347人を対象に、

高カカオポリフェノールのチョコレート25グラム（板チョコ半分程度）を

毎日摂取してもらうという実験を行ったそうです。

結果、血圧を低下させる効果や、動脈硬化を予防するHDLコレステロールの値を

上昇させる効果があったという研究結果を発表しました。

その後の変化について調査した結果、血中の

ＨＤＬ（善玉）コレステロール値が増加し、その一方で体重・ＢＭＩは

変化しなかった実験結果が出ました。

つまり、チョコレートを摂取することで、

善玉コレステロールが増え、悪玉コレステロールを減少させることが

判明したのです！

それ以外にも、ポリフェノールの効果で血圧が下がる効果もあるので

高血圧の方にも効果的です。

ただし、チョコレートはカロリー及び脂質の高い食べ物です。

板チョコ1枚（50g）のカロリーは大体270kcal程度なので、

必ず制限を設けて食べ過ぎないように注意しながら摂取しましょう。