睡眠不足が肥満の原因!? 睡眠に隠された驚きの効果!

みなさん、実は十分な睡眠が取れていないと、人は太りやすくなるということはご存知でしょうか?

コロンビア大学が32~59歳の1万8千人を対象にした調査を行ったところ、7~9時間眠る人に比べると、4時間以下しか寝ない人は73%も肥満になりやすく、5時間の人は50%、6時間の人は23%も肥満になる確率が高くなることが分かりました。

それでは、睡眠と肥満の驚きの関係を探っていきましょう!

 

睡眠と肥満の驚きの関係

睡眠不足が肥満につながる原因!

「夜更かしをしていると急にお腹が減ってきて、思わず夜食を食べてしまった!」という経験は多いのではないでしょうか?

私自身も夜に勉強をしていたりすると、ついついカップラーメンを食べてしまったり、お菓子を食べてしまったり・・・

しかし、その空腹に耐えて眠ると、朝は思っていたよりお腹が減っていないことってよくありますよね?

実はこの夜中に来る空腹感が睡眠と大きな関係があるのです!

人が空腹を感じるのは「グレリン」と呼ばれるホルモンが分泌されるからです。

逆に、脳に「もう食べるな!」と指令を出すのが、「レプチン」と呼ばれるホルモンで、この二つのホルモンが上手いこと分泌されることによって、食べ過ぎ・食べなさ過ぎを抑えることが出来るのです。

ここまでくれば勘のいい人は、ある程度想像が出来るのではないでしょうか?

 

そう・・・

睡眠不足は、この二つのホルモンの分泌のバランスを崩してしまうのです!

睡眠不足になると「グレリン」が増え、「レプチン」が減少してしまいます。

そうすると、人は空腹を感じるようになり、食欲が増加し、結果、肥満につながるというわけです。

 

睡眠不足がホルモンに与える影響はこれだけではありません。

「グレリン」と「レプチン」以外にも「コルチゾール」というホルモンの分泌にも影響を及ぼします。

「コチゾール」とはストレスホルモンのことで、このストレスホルモンがインシュリンの分泌を促すため、体内に脂肪がたまりやすくなります。

 

・・・睡眠不足が肥満に耐える影響恐るべし!

 

では、このことをダイエットに活かすにはどうすればよいのでしょうか。

超簡単!寝るだけで痩せる!睡眠ダイエット!

睡眠不足になると太ってしまいます。

ですが、逆に睡眠時間が十分に取れていると痩せることができるのです!

毎日しっかりと7時間半の睡眠をとると、食欲を抑えるレプチンが分泌され、食欲を増進させるグレリンの分泌が抑えられます。

そのため、深夜の空腹感を感じることもありません。

また、しっかりとした睡眠は成長ホルモンの分泌を促進します。

成長ホルモンは古くなった細胞を新しくしてくれるため、代謝が良くなります。

代謝が良くなると、効率よく脂質を燃焼することが出来るようになり、痩せやすい体質へと変わっていきます。

そればかりでなく、新たな細胞を作る際、相当なエネルギーを消費するため、睡眠を取るだけでエネルギーを消費することもできます。


 

十分な睡眠をとることは健康を維持することだけでなく、ダイエットにもつながります。

寝るだけで痩せられる睡眠ダイエットは、まさに理想のダイエットと言えるのではないでしょうか!

 

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