『ブラタモリ』で紹介された“金谷武家屋敷”。
140年前に外国人が日光に注目するきっかけを作った武家屋敷で、日光を世界的に有名にしました。
そんな歴史のある金谷武家屋敷の歴史、金谷ホテル歴史館のアクセスについて紹介します。
金谷武家屋敷とは?
金谷武家屋敷は約350年前に建てられた武士の屋敷です。
「忍者屋敷」とも呼ばれ、天井が低く、建物の中で刀を抜くことができないような造りになっています。
140年前、英国人女性旅行家イザベラ・バードがこの屋敷に訪れ、自身の旅行記で紹介したことがきっかけで、“日光”は世界的に有名になりました。
140年以上の間、同じ場所に保存されてきた「金谷武家屋敷」は2014年に国の登録有形文化財となり、2015年には「金谷ホテル歴史館」として一般公開されるようになりました。
金谷武家屋敷は、日本最古の西洋式リゾートホテル「金谷ホテル」の発祥地であり、また、江戸時代の武家屋敷の建築様式をそのまま残している重要な建造物でもあります。
※「金谷ホテル」は、1893年に東照宮の入口に近い場所に建てられた2階建て客室30室のホテルです。
金谷武家屋敷の歴史!
代々東照宮の雅楽師を勤める金谷家に生まれた金谷善一郎は、1871年に日光を訪れたヘボン博士から進言を受け、自身の武家屋敷を改造し、21歳という若さで「カッテージ・イン」を開業しました。
「カッテージ・イン」は、日光を訪れる外国人が泊まれる宿として広まりました。
日光最初のホテル“金谷カッテージ・イン”!
“金谷カッテージ・イン”は外国人相手の日光最初のホテルです。
日光のホテルの始まりは、「ヘボン式ローマ字」で知られるヘボン博士が医療・伝道活動のために日光を訪れた際に、東照宮楽人の金谷善一郎が自身の屋敷を宿泊所として提供したことでした。
善一郎は、代々東照宮の雅楽師を勤める金谷家に生まれ、ヘボン博士から進言を受けて自身の武家屋敷を改造し、1873年、21歳という若さで「カッテージ・イン」を開業しました。
「カッテージ・イン」は、日光を訪れる外国人が泊まれる宿として広まりました。
当時の宿泊者からは“SAMURAI HOUSE”と呼ばれ、一躍人気のホテルになりました。
イザベラ・バードによる旅行記
1878年には、英国人女性旅行家・探検家のイザベラ・バードが宿泊しました。
彼女は世界各地を旅しており、多くの旅行記を残した女性でした。
バードは1878年6月に来日し、江戸・日光・新潟・山形・秋田・北海道を旅し、日光を訪れた際には“金谷カッテージ・イン”に滞在しました。
美しい自然と礼儀正しい人々に感銘を受けた彼女は、自身の想いや生活、日本の人々、美しい自然を旅行記に綴り、『日本奥地紀行(Unbeaten Tracks in Japan)』を出版。
日光に関する噂は瞬く間に広がり、外国人の間では“日光の金谷”が最高の避暑地だと話題になりました。
金谷ホテル歴史館へのアクセス
「金谷武家屋敷」は現在、「金谷ホテル歴史館」として一般公開されています。
それでは金谷ホテル歴史館へのアクセスを紹介します。
所在地:栃木県日光市本町1-25 〒321-1434
電話番号:0288-50-1873
開館時間:9:30~16:30(4~11月) 10:00~15:00(12~3月)
入館料:大人 400円 子供 200円(12歳まで)
<団体> 20名以上 → 大人 320円 子供 160円(12歳まで)
アクセス:
<電車+バス>
JR日光駅/東武日光駅から中禅寺温泉/湯元温泉行きバスで「田母沢」下車2分。
日光金谷ホテルの入口から日光橋(東照宮の西参道入口)を経て、西に1kmほど進む。
<自動車>
日光宇都宮道路日光ICから神橋方面へ。
神橋と平行する橋を渡り信号を左折。
田母沢御用邸前信号の手前右側
駐車場:16台
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