毎年ファンが増え続けている劇場版名探偵コナンの最新作「純黒の悪夢」が2016年4月16日に全国ロードショーとなります。今回は前知識として知っておくと劇場版コナン映画が楽しめる情報を盛り込んでお届けしていきます。

黒ずくめの組織に潜入する公安、ＦＢＩ、ＣＩＡってそもそもどんな組織？？

黒ずくめの組織といえば”国際的に暗躍する組織”としてまとめるのが最もいい表現かもしれません。黒ずくめの組織とはコナンが勝手に呼んでいるだけで実際の組織名もわかっていないのが現状です。黒ずくめの組織は暗殺を主にやっているイメージがありますが工藤新一を幼児化させる薬の開発やプログラム開発などやっていることは多岐に渡り、一概に暗殺専門とはいえなさそうです。

そんな巨悪の組織の陰謀を阻止するために日本からは”公安”、アメリカからは”ＦＢＩ””ＣＩＡ”が組織に潜入しています。

まずは日本の誇る公安警察について解説していきます。

安室透の所属する公安警察って何？？

安室透といえば黒の組織のメンバーで持っているコードネームは”バーボン”。

同じく組織に潜入している水無怜奈から”恐ろしく洞察力に優れた危険人物”として連絡がきましたがそんな安室透が所属しているのは日本警察の公安部隊です。

公安というのは主に国家体制を脅かす事案に対応する部門で国際テロリズムやスパイ活動を日本に対して行う組織について捜査、逮捕をする警察のなかの一部門です。

もちろん近年テロリズムの可能性が日本国内でも強まっていることから未然にテロを防ぐために動いていますが公に動いてしまうとバレてしまうので認知されつつも秘密裏に動いています。

捜査の段階で盗聴や盗撮も行うこともありますが法治国の日本では訴えられることも多く難しい立ち位置にある組織であることは間違いないです。

名探偵コナンから見る彼の立場は日本の公安警察の一員で、公安では大勢の部下に指示を送っている事からもかなり上位の地位にいることがわかります。

同じく黒の組織に潜入していた「スコッチ」というコードネームを持った人物も公安警察の一員であったが、赤井秀一によって引き起こされたあるトラブルが遠因となって、死に追いやられ、この出来事がきっかけで赤井やFBIに強い恨みを抱くようになっています。

日本警察も黒ずくめの組織に対して何人か潜入捜査をさせていたあたり嗅覚がすぐれていることがわかります。

水無怜奈が所属する”ＣＩＡ”について

水無怜奈といえばお天気キャスターで人気があったのですがその本当の姿は黒ずくめの組織に潜入しているＣＩＡの諜報員です。

ＣＩＡとはCentral Intelligence Agencyの略で日本語に訳すと中央情報局になります。ＣＩＡは対外諜報活動を行うアメリカ合衆国の情報機関であり、アメリカ合衆国大統領直属の監督下にある組織です。

つまりアメリカに対して不利益なことをする組織に対して探りをいれていく組織になります。アメリカの安全を保障するために外国での情報操作や無人機を使った暗殺なども行っています。

ＣＩＡの常套句に”我々の功績は話題にはならないが、失敗は直ぐに知れわたる”というものがあり秘密裏に動いている組織には共通する観念があることがうかがえます。

名探偵コナンで活躍するＦＢＩとは？？

Federal　Bureau ofInvestigationの頭文字からＦＢＩと呼ばれています。

訳すとアメリカ連邦捜査局です。

いまでは名探偵コナンに出演しているＦＢＩの登場回数が多すぎることによってコナンの推理に振り回されているためＦＢＩの権威が落ちて見えてしまっていますが実際のＦＢＩのしていることは名探偵コナンとは違います。

実際の仕事としては

・アメリカとその市民を、テロリストの攻撃から守る
・アメリカとその市民を、海外からのスパイ活動などから守る
・アメリカとその市民を、インターネット等を利用した、テクノロジカルな犯罪から守る
・いかなる社会の腐敗を防ぐ
・市民権を保護する
・インターナショナル、及びインターステイト（複数の州が絡む事件）を防ぐ
・ホワイトカラー（仕事の上で社会的地位の高い人々）の犯罪の防止
・凶悪犯罪の防止
・連邦、州、国家、地方自治体、そして国際同盟国のサポート
・捜査に必要なテクノロジーの最新化